病気の話

きょうから始める生活習慣病対策

一に運動、二に食事、しっかり禁煙。そして早期発見、早期治療。
病気のほとんどは、生活習慣と関係があります。よい習慣を心がけましょう。

食事 「食べ過ぎは短命」

  1. 長寿村の食事…
    腹七分目。魚・肉・卵・大豆などの蛋白質を適量とる。野菜や海藻を常食する。油は植物油を少量とる。牛乳を飲む。
    偏食を避ける。栄養バランスのよい少食。

  2. 食物繊維(野菜、海藻、きのこ、こんにゃくなど)…
    胆汁酸を吸着→血清コレステロール低下。腸内の発がん物質を吸着→大腸がんを予防。小腸での栄養吸収を遅らせる→血糖上昇を防止。腸に刺激→便秘を防ぐ。肥満を改善する。

  3. 魚…
    イワシ、サンマ、ハタハタなどエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)を多く含有する魚→動脈硬化を予防。

  4. カルシウム…
    牛乳(またはヨーグルト)、小魚摂取と、歩行により、骨粗鬆症を予防。女性では、閉経後に骨粗鬆症増加。

  5. 塩分制限…
    食塩とり過ぎは、高血圧の原因。1日7g以下。

  6. とくに中高年になると、栄養バランスのとれた少食がよい。ゆっくり、よくかんで、時間をかけて食べること。

  7. ジューサーでしぼった生のニンジン・リンゴジュース[コレステロールの酸化を防ぐβカロチン、豊富なビタミンを含む](1日コップ1~2杯)。石原結実氏提唱。

  8. 水分補給…
    高齢になると、脱水症になりやすい。とくにアルコールを飲むときは、水分を補給する。アルコールは、水分ではない。

  9. 食べ過ぎや肥満は、糖尿病、高血圧症、高脂血症などの生活習慣病になりやすく、心筋梗塞や脳硬塞の原因になる。

運動 「年をとって寝たきりにならないために」

~転倒予防に速歩と筋力トレーニング(1日1時間、週3回)~

  1. 運動不足病…
    肥満、糖尿病、高脂血症(脂質異常症)、高血圧症、腰痛、不眠など。心臓病増加。老化は足から始まる。
    適度な運動と水分補給(脱水症防止)が大切。

  2. 運動の利点…
    高血圧を改善、糖尿病・心臓病の予防。肥満解消。
    大腸癌などの癌の予防。善玉(HDL)コレステロール増加→動脈硬化を予防。
    歩行は、骨粗鬆症防止、腰痛改善。有酸素運動(歩行、自転車、水泳など)がよい。
    フィットネスクラブはお勧め。運動はうつ病や認知症の予防にもなる。

睡眠

  1. 眠りの種類と深さ…
    「体の眠り」(レム睡眠)と「脳の眠り」(ノンレム睡眠)。

  2. レム睡眠… 夢。

  3. ノンレム睡眠…
    肥満→いびき→睡眠時無呼吸症候群の可能性。死亡率が最も低いのは、睡眠7時間。
    眠れない時は、アルコールを飲むよりも、睡眠薬を服用した方がよい。

休養

  1. 過労死…
    過重な労働が引き金となって、脳出血、急性心不全等で死亡。疲れがたまったら休む。「休む、休める、休ませる」。
    昼寝もよい(30分以内)。

  2. 休養と保養…
    自宅でくつろぐ。休日に山、海、温泉で保養。ストレス解消にもなる。

排毒

現代は、食品添加物等、知らず知らずのうちに体に悪い物質が取り込まれている。体内に入った毒素を、水分補給、排便、排尿、運動・入浴により汗を流し、毒素を体外に排出する。

アルコール

  1. 酒は百薬の長…
    酒をたしなむ。1日1合(またはビール500ml)程度。週2日は休肝日。水も同じくらいの量を飲むこと。

  2. 酒は百厄の長…
    アルコール依存症→人間破壊および家庭崩壊。
    「人、酒を飲む。酒、酒を飲む。酒、人を飲む」。

  3. 酒に強い体質、弱い体質…
    アルコールを分解する酵素であるアセトアルデヒドが多くなると、顔が赤くなり悪酔いする。自分の適量を知る。楽しく飲むこと。

  4. アルコール病…
    肝機能障害、脂肪肝、肝硬変、慢性膵炎、心筋症、神経障害、脳障害(認知症)、精神障害。

たばこ

  1. 喫煙の害…
    がん(肺がん、喉頭がん、食道がん等)、呼吸器疾患(肺気腫、慢性気管支炎)、循環器疾患(狭心症、心筋梗塞、脳硬塞等)。消化器疾患(胃・十二指腸潰瘍)。歯周病。骨粗鬆症。動脈硬化を促進。
    妊婦は胎児発育障害(低体重児)、流・早産。

  2. 紙巻きたばこの有害物質…
    ニコチン(血流低下)、タール(発がん物質)、一酸化炭素(酸素欠乏)。200種類の有害物質。

  3. ニコチン依存症…
    タバコを吸う習慣が身につくと、やめられなくなる。たばこは嗜好品ではない→死向品。

  4. 受動喫煙(副流煙)…
    他人の喫煙による健康被害。健康増進法第25条(受動喫煙の防止)。

  5. 禁煙方法…
    禁煙補助薬(ニコチンガム、ニコチンパッチ、飲み薬)。たばこを吸いたくなったら、冷たい水を飲む。酒の席を避ける。たとえ1本吸っても気にしない。何度でも禁煙に挑戦する。

  6. 禁煙後の肥満防止…
    よく噛んでゆっくり食べる。野菜を多く取る。散歩・水泳などの運動をする。

冷え

体温が1度下がると、免疫力は30%以上低下する。逆に、体温が1度上昇すると、免疫力は5~6倍になる。
体を温めること(運動、入浴、サウナ、腹巻き)を励行すると、病気にかかりにくくなる。冷えは、大敵である。

特定健診(メタボ健診)※40歳~74歳まで対象。

メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)
腹囲が、男85cm以上、女90cm以上(もしくはBMI25以上)で、かつ下記のうち2つ以上があてはまるもの

  1. 血糖… 空腹時血糖100mg/dl以上、またはヘモグロビンA1c5.2以上
  2. 血圧… 最高血圧130mmHg以上、または最低血圧85mmHg以上
  3. 脂質… 中性脂肪150mg/dl以上、またはHDLコレステロール40mg/dl未満

※なお、上記(1)~(3)のうち、1つでもあてはまれば、メタボリック症候群の予備軍とする。このほか喫煙歴も確認する。
※生活習慣病(糖尿病、高血圧症、高脂血症)を減らすため、健診・保健指導を行う

※BMI=体重(kg)÷[身長(m)x身長(m)]

「よい習慣を身につけること、それが健康長寿の秘けつ」です。

クリニック案内

秋田駅より徒歩15分。
駐車場あり(8台)

医院名
たわらや内科
院長
俵谷 幸蔵
住所
〒010-0006
秋田県秋田市東通館ノ越8-11
電話番号
018-884-7110

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